幸 -SACHI- (香納 諒一著)を読んだ感想

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刑事ものですね。まずざっくりとしたあらすじを。過去に警察の冤罪事件を暴いたことで左遷された所轄刑事の寺沢は、通報により廃アーケード街にある店の前にしゃがみこんでいるという徘徊老人の保護に向かう。そこで自分が今度から寺沢の相棒を務めるという一ノ瀬という女性刑事に出会う。なにやら事情有りの妊婦と即席コンビを組むことになったことを嘆く主人公だが、そんなことはおかまいなしに立て続けに老婆が見つかった同じ場所で白骨死体が見つかってしまう。最初は別々の事件だと思われていた二つの事件は、過去の隠された事件へとつながっていくのだった。という感じのストーリーになっています。

人情ものであるし、王道を行くような刑事ものです。スカッとするような結末を求めている人にはお勧めです。期待を裏切らないでしょう。いい本でした。

評価。★四つ(正統派刑事もの)

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