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まずざっくりしたあらすじを。若手弁護士である「美馬玉子」は、「転職先の企業が必ず倒産してしまう女がいる」という奇妙な内部告発を調査をしてゆくのだが…。という感じでストーリーが始まります。
感想は、かっちりまとまっている感じ。もっとも、ここでこの事件が未遂に終わっていたら、この話どうなっちゃってたの?とか、まったくつっこみどころがないぐらい硬いわけでもないみたいでしたが、昨日感想書いた知念本に比べると、舞台設定も現実的なら、展開も普通。結末も無難。動機は常識的で、こっちの本がミステリーの典型みたいな印象を受けました。
私は、昨日の知念本みたいに犯人の動機が突飛もないとかとんでもない理由であるものでも結構許せたり楽しめる人なので、先の本に続けて読んだこの本はちょっと物足りなく感じられたのかもしれません。
★★★☆☆彡…星三つ半
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