マツリカ・マトリョシカ(相沢沙呼 著)を読んだ感想

マツリカさんシリーズの三作目。柴犬の学年が上がってこれで最後かなと思っていたけど、違いました。二年生のまんまで学園で起こるミステリーに今作も挑んでいますね。

ざっとしたあらすじは、相変わらずマツリカさんからの指令で学園七不思議の類を追っている柴犬こと柴山祐希は、女子テニス部の天井にある「顔の染み女」の写真を撮影してこいと言われてこまっているところに、過去の事件を調べるのに協力してくれるのならという約束で協力してくれる下級生の女子が現れ、首尾よく依頼をこなしたはずが…という感じで、無断侵入と盗難の疑いをかけられた柴犬が大ピンチになって…割と学園ミステリーっぽい感じに仕上がっていました。

登場人物もいよいよ増えて、面白かったです。

★四つ~★四つ半 三作目にして結構いい感じになってきた。

以下の感想はネタバレになっちゃうので、本をこれから読もうという人は開かないでくださいね。

柴犬の周りは、いつの間にかハーレム状態になってるし、マツリカさんも(これはしないだろうなーと思っていたが)みんなの前に出くる開き直った展開に! あと七里先輩がマツリカさんを知ってる感じだったが、そのまま放置!!まだまだ続きそう。

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