ミステリーかなぁと思って読んでみましたが、ファンタジーでした。
莫大な蔵書を誇る御倉館の跡取り娘の主人公の深冬は、大の本嫌い。そんな彼女がいやいやながらも、本を読むためだけに生まれてきたようなぐーたらな叔母のひるねの面倒をみるために御倉館に足を運んでいると、蔵書の盗難事件をきっかけに、突如現れた真白と名乗る少女とともに、盗難されると発動する本にかけられた呪いを解くべく、犯人さがしをしていくというお話です。
ファンタジーであることに納得して読めば、面白いかな。冒険小説らしくかなりテンポはいい感じ。
各章の要となるステージ設定部分(小説内小説とでもいうべきか)を読み込むのが、ちょっとしんどいかな。
星3つ…★★★☆☆彡 人を選ぶかな。ちょっとクセがつよい。
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