
愛されてんだと自覚しな (文春e-book)
『いなくなれ、群青』の著者が描く、最高にポップなファンタジー恋人と再会するため千年の輪廻を繰り返す杏。今はルームメイトと共に満ち足りた日常を満喫中……のはずが、封印した神が顕現し――!?
昨日書いた通り、データベースの参照間違いに気づいて直した結果、感想文も半年分吹き飛んでしまったので改めて覚えているものだけでも感想文を改めて書きます。
ざっくりどんな話なのかを要約すると、嫉妬深い神様にかけられた呪いによって千年の間輪廻転生を繰り返しても結ばれない二人の和風ファンタジーラブストーリー! といったところでしょうか。
感想ですが、出だしはすごく良くてぐいぐい引き込まれるんですが、ぐだぐだなゆるい展開が合わない人には中盤きついかも。しかし終盤は、なかなかいい感じで締めているので(主人公の杏に関してどんでん返し的なところもあって印象に残ります)読後感はいい本でした。
あと本題から外れますが、日本の神様に対する距離感とか感覚についてうまく表現されているとも思いました。
★★★★☆彡・・・4.0~4.3点(ちょっとクセはあるけど割と好き)
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