「バスクル新宿(大崎 梢著)」を読んだ感想

バスクル新宿 (講談社文庫)
たくさんの人々が行き交うバスターミナル「バスクル新宿」。それぞれの目的地を持つ人々がひととき同じ時間を過ごし、同じ事件に巻き込まれてーー「メフィスト」掲載の連作短編集が待望の書籍化!

これも、投稿した記事が飛んじゃったので改めて覚えているかぎりの感想を書き直しました。

遠距離バスのターミナルバスクル新宿を接点とした五つの物語で構成されるライトミステリー。日常に潜むちょっとした不思議を探しながらもハートフルストーリーになっているという大崎本らしい本。

感想は、部費を横領してとんずらした部員を見つけるためにバスターミナルに来た大学生の話が、一番良かったでした。最終話は、雑誌に掲載された前4話をまとめるために追加された話なので、必要と言えば必要だったのかもしれないけど、謎の少年は謎のままであっても余韻が残って面白かったのかもとは思いました。

★★★☆彡・・・星3つ半。

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