傲慢と善良(辻村 深月著)を読んだ感想

傲慢と善良 (朝日文庫)
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。《解説・朝井リョウ》

本屋さんの平台に今も置いてる新書ですね。読みました。

ほんの軽くあらすじを。若い時はもてたが今はさっぱりな会社経営の40代男性と世間知らずのまま生きてきた30代の女性の二人が婚活を通して知り合い、結婚まであと半年というところで女性の方が失踪してしまうというところからストーリーが始まります。前半は、男性主人公の視点で女性の過去を追う形で失踪の原因を探る展開が、後半は女性の視点での失踪事件の顛末を…といった展開をします。

失踪から始まるのでミステリーっぽいんですが、読んだ感想としては(ネタバレ)になるので、続きは折りたたみましょうか。

続きを開いた方には了解してくれたということで、ラブストーリーなんですね。主人公達に共感できるかは別として、「今の若い人に多いのかも」こういったタイプの人達とか思いました。

評価としてはどうでしょう。ミステリーを期待して読んだところが大きかったので私には、★★★☆☆・・・三ツ星半かなぁ。次に感想を書くつもりのもう一つの辻村作品の方が、今話題のこの本よりもいい点あげたいところ。

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