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「木洩れ日に泳ぐ魚」を読んだ感想

恩田陸(著)

 ストーリーは男女の別れ話なんですが、一応ミステリーのジャンルに入れていいのかな。もうすっかり荷造りを済ませて明日はお互い別々の道に進むという主人公の男女が、最後の夜をお互いの過去を独白してゆくというストーリー展開になっています。

 かなり独特なスタイルなので結構好みが分かれるかも。アマゾンレビューの評価が割れてて、2.5点しかないというのもこの辺が影響しているのかもしれませんね。

 私はこの作品好きな方です。初夏の頃、本格的な夏が始まる前の時期という設定も好きです。ミステリーとして読んだというよりは夢物語や怪談のような…。謎がどうこうのというより、主人公たちの揺れ動く気持ちや心理的駆け引きを楽しみました。うん、やっぱりミステリーというか別れ話なんでしょうね。感覚的に合います。

★★★★…4点(好き)

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