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やがて海へと届く

 

やがて海へと届く
彩瀬 まる (著)

 

ストーリーを簡単にまとめると、

 

震災によって、行方不明になってしまった親友の事をずっと思い続けている主人公真奈。そして、あの世とこの世の境をさまよい続ける親友すみれ。
物語は二人の話し手を入れ替えながらこの世の話と境の世界の話が並行して進む。それぞれの置かれた世界で二人は散々悩んだり苦しんだりしたはてに、それぞれの結論を出す。そして最後に二人は再会し話は完結する。

 

と、いった感じになってました。

 

時間とともに変わりゆく人の心の移り変わりを追った繊細な小説といえばいいんでしょうか。あんまり読まないタイプの小説だったので面白かったです。
別離の原因となった「大津波」と生命が発生し帰ってゆく「海」。この2つをタイトルにかけてあるんでしょうか。

 

★★★★☆ 面白かった。4点。

 

以下は、ストーリーの結末に少し触れている感想なので。

(さらに…)

Excel VBAでクローリング&スクレイピング

 

Excel VBAでクローリング&スクレイピング
五十嵐 貴之 (著)

 

ソシム社から出ているExcel VBA の本。打ち込みはまだしていませんが、読み終わりました。読んでみた感想ですが、この本は以前レビューで書いた「ExcelVBAでIEを思いのままに操作するプログラミング術」と比べると、「思いのまま…」がieを介して取得したhtmlをどうExcelVBAで加工していくかを掘り下げていくスタンスをとっているのに対して、

 

この本では、htmlに限らず色々な形式のデータを取得できるよ(XML,PDF,JSON,WORD)ということを強調しており、また取得したデータ加工の例として、6章目にスクレイピング(分析)として、インターネットから取得した内容を自動解析して自動要約を成果物として出力するようなことをやっています。

 

個人的には、最終章でクラス機能を使ったクローリングのサンプルプログラムを見せてくれているのがとても良かったです。

 

ExcelVBAの開発ツールのクラス機能まで踏み込んでプログラムを作っている本というのは、意外と見たことないような気がするので、そこに興味を持ちました(EXcelVBAのクラスってC#っぽい印象でした)。

 

★★★★☆…4点

 

スクレイピング(分析)の例として6章で作った成果物としての要約文が、なんというかこれは一体どう使えばいいのかという感じなので4点です。

六月の輝き

 

六月の輝き (集英社文庫)
乾 ルカ (著)

 

今年初めての読書レビューになります。初めて読む作者さんの本です。図書館でパラパラめくってなんとなく惹かれるものがあったので借りて読んでみました。

 

ストーリーは二人の女の子の友情と別れの物語なのですが、
(アマゾンレビューにもありましたが)ストーリーや世界観はきれいなのですが結末が寂しい。厳しい孤独というか。主人公は強く若いからいずれ春の訪れがあるのかもしれないかもしれないけど、読後には、寂しさばかりが残りました。

 

★★★★☆ 単純なハッピーエンドではない。ほろ苦い結末とか好きな人にはむいいかも。

感応連鎖を読んだ感想

 

感応連鎖 朝倉かすみ (著)

 

図書館で手にとった初めて読む作家さんの本。

 

あらすじは、アマゾンレビューなどを参考にしてもらうとして、読んだ感想。

 

こうゆう感覚の本はこれまで読んだことないから、どう言っていいのか…。女の人の内面心理・感覚を描いたものなのか。女でも特例なのか…。男である自分にはどうにも正直よくわかんないなーというのが正直な感想でした。ちょっと男の読者にはどうかな。男でこの感覚にこれに共鳴できる人って相当変わり者のような気もします。

「Puppeteer入門 スクレイピング+Web操作自動処理プログラミング」を読んだ感想

 

Puppeteer入門 スクレイピング+Web操作自動処理プログラミング
ヴェネチア冒険團 (著), 美崎 薫 (著), 小原 亮一 (著), 酒井 一成 (著)

 

最近興味があるジャンルなので、買って読みました。ちなみに本は最後まで読み終わっていますが、スクリプトは最初の一個「google窓を開く」までしかまだやっていない状態で感想を書いています。

 

四章から七章までの実例部分はどうやってコードを書いていけばいいのかの参考になるので良いと思います(コードは、ある程度パターン化されていて、各例とも一ページとか長くても二、三ページでまとまっているので読みやすいです)。八章はどうかな。テストについてまで関心のある読者ってそんなにいるのかなと思いました。また、二章の開発環境周りの説明はどうも自分には分かりにくく、テストスクリプトを動すに至らなかったので、改めてネットで検索した他の人のやり方に従って実行環境を整理し、添付されていた最初のスクリプトを動かせたという次第です。

 

評価としては、微妙なところ。なんというか使い方次第で使えそうな気もするけど、用例をどう自分のニーズに適用したらいいんだろうというところがピンと来なかったです。excel vba を使って既に似たようなことをやっているので、excel vba ではまだやったことない(見たこと無い)「ウェブサイトに配置されている色々なボタンを自動で押したりする操作」でなにか新しい事ができたらいいなーと期待してこの本買ったのですが、どうもモヤモヤしています。むしろexcel vba で自動でボタンクリックする方法を一度調べた方がいいのかなぁ??とも思ったりしました。

作ればわかる! Androidプログラミング 第4版 SDK5/6 Android Studio対応 10の実践サンプルで学ぶAndroidアプリ開発入門 (Smart Mobile Developer)

 

作ればわかる! Androidプログラミング 第4版 SDK5/6 Android Studio対応 10の実践サンプルで学ぶAndroidアプリ開発入門 (Smart Mobile Developer)
金宏 和實 (著)

 

お盆の最終日までになんとかこの本のコードの打ち込みと動作の確認が終わりました。

 

以前に第三版を読んだ感想を書きましたが、改めて第四版を購読しました。初版が2016年5月発行なので、2年ぐらい経過していますね。Androidの開発環境はコロコロ変わるのでどの程度そのまま適用できるか心配でしたが、現時点(2018.08.16)の時点で多少変更を伴いましたが、10章の「ジョギングの友」まで本に書いてあるとおりにプロジェクトを作って打ち込んでいったかんじでは動きました(尚、サイトからダウンロードできるサンプルコードは基本そのまま動きました)。また、11章はトレースロボを持ってないので確認できませんでした。
もっとも自分のAndroidStudioのバージョンが2.3.3なので、最新の環境ではどうなるのか分かりませんが…。

 

ちょっと困った点

 

・ウィザードを使ってレイアウトを起こすと、新しいタイプのレイアウトで雛形を作るので本のサンプルコードと食い違います(コピペして合わせました)。

 

・5章ではビルドする前に、onAttach();を削除しないと予期せぬエラーになって停止しました。

 

・10章は本の指示に従ってプロジェクトを作ってコードを書いたのですが、コンパイルに失敗したので、本のサンプルコードに合わせてグレードルの記述を変える必要がありました。
★本のコード(グレードル)
compile ‘com.google.android.gms:play-services:8.4.0′
★ウィザードに従って作った雛形のもの(このままだと範囲が狭くてlocationなど他に使っているものがコンパイルできなくてエラーがでる)
compile ‘com.google.android.gms:play-services-maps:11.0.4′
★動くように本のように範囲を広く指定しなおした
compile ‘com.google.android.gms:play-services:11.0.4′

 

コードを入力中にAndroidStudioが出し続けていたエラーの原因がよく分からずもやもやしてましたが、こうゆうこともあるのですね。うーん難しい。

独習C# 新版

 

独習C# 新版
山田 祥寛 (著)

 

前々からいつか購入しようと思いつつもまだ読みこなせないのではとグズグズしていましたが、やっと買って読み終えました。

 

中身が濃いので読み込むのが大変だったよー。・゚・(ノД`)・゚・。

 

しかし解説が丁寧で感覚的にわかりやすかったのでなんとか最後まで読み通せました。

 

翻訳本は苦手でして、訳本をもう一歩噛み砕いて日本人に分かりやすい表現で構成し直して解説してくれる日本人著作本の方が好きですヽ(´ー`)ノ

 

この本で紹介されている作例やルールをことごとく覚えておけたら素晴らしいのですが、とても覚えきれないのでリファレンス本・辞書的本・教科書的な位置づけの本として手元に置いておこうと考えています。

 

評価 いい本です(ただし初学者には難しいと思う)

黒い家

 

黒い家
貴志 祐介 (著)

 

サイコパスとの対決ものの初期の貴志作品。悪の教典とかに後に通じるものがあるような感じがします。

 

サスペンスに属する本でしょう。保険金詐欺をめぐって常識の通じない相手とやり取りをしなければならない主人公のジレンマとだんだん追い詰められてくるジワジワ感がいい感じの本です。

 

自分が追っかけられたり、追い詰められたりするのが好きな人には楽しい本でしょう。どうにもならない陰々滅々とした気分が味わえます。細かいあらを探せば気のつくところもありますが、細かいところは無視して雰囲気を楽しめればいいような本でした。

 

★★★★☆ 4点

時限病棟

 

時限病棟
知念 実希人 (著)

 

仮面病棟に続く作品。舞台は意外でしたが、前作と同じ病院です。前作よりも一層脱出ゲームっぽい仕立てになっています。但し、前作から数年経過しているし、主人公もストーリー展開も前作とはだいぶ違っています。舞台枠だけ流用している感じですねぇ。こうゆうのも面白い。

 

ストーリー自体が脱出ゲームになっています。ピエロの指示に従って命題をこなし病院から時間内に脱出できなければ、主人公たちは爆死してしまうという設定になってます。前作では、窓ガラス破って逃げればいいじゃんとか途中読んでて思いましたが、ミステリーでの暗黙の了解なんだとそこは抑えて黙って読んでいましたが、今回はしっかり窓は全て溶接してあります!これで窓を破って逃げるという禁断の展開はできなくなってます。いいですね。こうなっては読者も心理的に逃げられなくなってしまいます。

 

今回も、犯人像はほんとに最後の方になるまで分かりませんでした。

 

前作よりも面白いと思います。あとこんな感じの(+д+)ピエロの作中イラストが可愛かったです。

 

★★★★☆ 4点

仮面病棟

 

仮面病棟
知念 実希人 (著)

 

死神シリーズの他のシリーズも読んでみたかったので、今回はこの本を読んでみました。

 

病院での当直バイトをしていた主人公の外科医が、突然乱入してきたピエロの格好をした強盗に自身が負傷させた若い女の治療を強要されて…といったところからストーリーが始まるサスペンス寄りのミステリー。

 

脱出ものです。ストーリー展開が早いので一気に読めるでしょう。読み終わるのに半日かからなかったです。読者は急展開するストーリーに添って犯人は誰か?動機は一体なんなのかを考えたり、迷ったりする主人公の気持ちを一緒に味わうことが出来るでしょう。

 

次に紹介する作品の前に起こった事件という扱いなので、この本の方を先に読んでおいたほうがいいでしょう。

 

★★★★☆ 4点