わたしが消える(佐野広実 著)を読んだ感想

Amazon.co.jp: わたしが消える (講談社文庫) 電子書籍: 佐野広実: Kindleストア
Amazon.co.jp: わたしが消える (講談社文庫) 電子書籍: 佐野広実: Kindleストア

まずはあらすじから。主人公は、20年前にとある事情で警察を辞めて現在はマンションの管理人をしている男性。物語冒頭医者から認知症の疑いがあると宣告され、娘にその事実を告げようか悩んでいるというところから物語は始まります。そんな折り、福祉施設で働き始めた娘から施設の門前で身元不明の認知症の老人を保護したのだけど、身元を調べてくれないかという依頼され、認知症というところにおもうところがある主人公はその依頼を引き受けます。そして、少しずつ門前さんと呼ばれている老人の過去が分かるにつれ、主人公の周りでも異変が起こり始め・・・といったストーリーになっています。

刑事ものの一種なのかな。あとサスペンスっぽい。

感想は、途中展開は面白いです。サスペンスっぽく主人公も巻き込んで異変が起きてゆくのは楽しい。・・・だけに、犯人の動機がなんというか壮大なくせにやることが小っちゃくてがっかりな感じとでも言ったらいいでしょうか。まぁハッピーエンドなんでいいんですけど。

5点満点だったら場合、3.8点。最後の方が良かったらもっといい評価したいんだけどといったところ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました