「六法推理 五十嵐 律人(著)」を読んだ感想

六法推理
現役弁護士作家が放つ、青春×多重解決ミステリ! その悩み、一人で抱え込まずお気軽に無法律へ。 学園祭で賑わう霞山大学の片隅。法学部四年・古城行成が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる。彼女が住むアパ...

 霞山大学法学部の学生古城行成が無料で法律相談を受けるサークル「無法律」に、貧乏経済学部三年の戸賀夏倫が依頼を持ち込んできて、大学で起こっている色々な事件について解決してゆくというミステリー。

 五話構成の短編になっていました。行成と夏倫とで一人の探偵といった感じで、まじめすぎる行成だけだとあと一歩というところで手詰まりになってしまうのが、ひょうひょうとしてるけど実は鋭い夏倫の洞察が加わるとより深い真実にたどり着くという展開が面白かったです。

星四つ…★★★★☆ 二人とも理知的で、どっちも暴走しないのがちょっと不満といえば不満かも。狂言回しみたいなキャラがいたほうが楽しいので。

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