稀に、政治の事も書いてみたり・・・

 お遊びブログで政治向きの話なぞ書くのは実に初めてですが(25年目にして)、半藤一利さんと保阪正康さんの「総点検・日本海軍と昭和史」を読み終わって思うこともあったりし、今日は(酒飲みながらですが)徒然と一人の市民の考えをブログに刻んでおこうと思います。

 国防方針の大転換という大問題を国会で大して審議することも無く、首相を中心とする一部の人であっという間に決めてしまってどうしたものか。しかもタカ派のイメージの安倍内閣でなく、ハト派の印象の岸田内閣で決まるとはなんという皮肉。

 昭和史を読むのが好きなので、広田内閣の「軍部大臣現役武官制」とか歴史のあれやこれやを思うことしきり。特に一度大きくなった軍隊って必要がなくなったからと言って元の規模に戻すのって至難の業なんじゃとか。今度は大丈夫なのか?

 即断しなければならなかったとか、現状を考えるともっともな理由があるのでそれは仕方がない(憲法といえど現状に合わせて適宜変えてゆくべきとは考えているので)とは思うのですが、危機が去った後、ちゃんと元に戻せるかそこはすっかり置いてきぼりになった市民としては見届けたいところです。

 2023年が歴史の大分岐の年であったなんて、後世の歴史で言われるのでしょうかね。

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