私は存在が空気

 

私は存在が空気
中田永一 (著)

 

こちらも図書館で借りた本。直後にブックオフでまとめ買いした万能鑑定士シリーズが積ん読状態になったので、急いで読んだのでざっくりとした感想になります。

 

独立した6つの短編で構成されています。主人公はみな学生だったり、若者だったりしてますが、みんな特殊能力をもった超能力者という設定になっています。タイトル名にもなっている短編や最初の話など、特殊能力はもっているが何かしらのコンプレックスをもっていて卑屈な生き方をしている主人公達がそれぞれなんらかの出来事をきっかけに変わってゆくというストーリーが多かったような気がします。この本の中では「ファイヤースターター湯川さん」という話が一番おもしろかったかな。

 

評価 ★★★☆☆ 3点/5点

 

これも面白いかと言われれば、ちょっと微妙かと。主人公たちが奇天烈すぎてついていけないのが一番のネックかも。ミステリーではないと思います。日常系のファンタジーに属する本ではないでしょうか。

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