魔眼の匣の殺人 今村昌弘(著) の感想

屍人荘の殺人の続きですね。勢いで二冊目も読み進めました。一巻目でそもそもの災いの根源でありながら、ほとんどほっとかれた班目機関の痕跡を追って、僻地に主人公ペアが乗り込んで来たけれど、今度は陸の孤島にある班目機関の旧研究施設に閉じ込められてしまい、しかも予言による殺人事件が予告され…といったストーリーになってます。ゾンビの次は予言ですか。オカルトミステリーといったものが好きな人向けの本です。

読んだ感想としては、うーん、一気に読み通せるようなテンポのいい展開なので読んでる間はたのしいのですが、読み終わった後振り返ると強引あるいは性急な展開が目立つような気がしました。あと偶然としか..しかし、予言だからありなのか~?とか、ややしっくりこない読後感が残りました。

終章で第三巻に続くと書いてあるとおり、三作目に期待したいところ。

星は、★★★☆☆~★★★★☆ 前作の方が斬新だったと思います。今回のは主人公ペア以外のキャラが薄いなぁ。

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