Arduino[実用]入門――Wi-Fiでデータを送受信しよう!
福田 和宏 (著)
アマゾンでまだレビュー評価がついてない本。
5章編成で、250ページ程度の厚さの本になります。Arduinoの基本的な使い方を学んだ後、ArduinoとESP-WROOM-02を組み合わせて無線通信をしてみようという趣旨の本です。既にArduinoの基本的な使い方やチュートリアルを一通りこなしている人の場合、3章まではスキップしてもいいかもしれません。無線接続に関わってくる内容として、4章以降でI2C、SPI機器の接続方法を。5章でESP-WROOM-02の設定と通信例を取り上げています。
本そのものについての評価ですが、アルディーノと開発ツールの使い方がかなり丁寧になされているので公式本の代用としても使えるのではないでしょうか。よくまとまっていてなかなかいい本だと思います。
自分は正直なところ、ESP-WROOM-02を単体で使う設定方法が書いてある最後の5、6ページだけがお目当てだったのですが、ネットで見つけたコマンドを送り込んで単体化する方法では無く、ライブラリをインストールして簡単に設定するやり方が紹介されていたので、こっちの方が楽そうに思えました。ただ、microUSB端子がついている「ESPr Developer」(秋月で1280円)のものを使うことと、単体モードからの戻し方は特に書かれていないのでArduinoのコマンドが直接送れる機器としてそのまま使い続けるか、戻し方を改めて自分で調べるしかないみたいようです。これは実際実機を用意してやってみないとよくわからないですよねぇ( ´ー`)y-~~
★★★★☆ 4点
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