横濱エトランゼ

 

横濱エトランゼ
大崎 梢 (著)

 

お正月の間にと図書館から借りていたのを、やっと読み終わりました。

 

千紗という高校生の女の子と幼馴染との恋愛ものです。横浜にあるフリーペーパー紙に関わってくる街やそこに住む人々の小さな謎を千紗と善正の二人で解いていくというスタイルでストーリーが展開されていきます。

 

主人公の片思いする気持ちのじれったいもじもじぶりはよく伝わってくるのですが、幼馴染の善正君はちょっと達観しすぎてるように思えました。クールすぎるのか、枯れちゃってるのか…。あとライバルとしてでてくる美貌の従兄弟さんもどうかなー。あんまり深くは踏み込んでこないというか、いい人すぎる。そのあたりが消化不良気味な作品かもしれません。結末も可もなく不可もなしといった感じがしました。

 

★★★☆☆ 3点

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