スマートフォンサイト 制作入門

スマートフォンサイト 制作入門
ネットイヤークラフト株式会社 (著), 荒井 千佳 (著), 入江 寿栄 (著)

コードの打ち込みはまだやってないのですがとりあえず読むだけ読み込んだので感想を書いてみます。読んだ直後の読後感は、「いいところもあるんだけど、全体としてややこしい本」でしょうか。いいところは、P.63なんかのコラムとしてまとめられている、サイト制作方針についてとかなどcssをどうゆうルールで定義していくのかとか、どうゆうふうにまとめれば読みやすいものになるのかとか、方針が示されているので、そこはいいと思いました。悪い(?)ところは、スマートフォン特有の機能を使った設計をしてから、汎用デザインに改造するスタイルをとっているので、最終章での書き換え部分が多いところでしょうか。

簡潔に汎用デザインを組みたいなら(cssの指定が平易で構造が把握しやすい)、以前にレビューした「レスポンシブWebデザイン」という青い本の方がとっつきやすいと思います。この本は、スマートフォンの特性を活かしたデザインを残しつつ、タブレットやPCのデザインもワンソースでという人向けの本なのでしょう。そう感じました。

追記[2014.02.26]

コードの打ち込み終わりました。予想通り最後のレスポンシブ化するところが、ややこしかったです。打ってみて体感しましたが、CSSのオーバーライド量が多いので、チュートリアルをなぞってやってるだけだと、状況把握がだんだん困難になってきます。各節で変更したり追加した内容を確実に理解したい場合は、差分コード追加後にブラウザで確認するだけでなく、変更した領域にボーダー線をつけたりして画面上に変化の跡をはっきりと確認できるようにもうちょっと手を加えないとどう変化したのか把握するのが難しいと感じました。

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