辻村深月

いつもの日記

最近読んだ本の感想を二つ

最近読んだ小説の感想を二つ。「明智恭介の奔走」今村昌弘著短編集ですね。「屍人荘の殺人」に始まるメインストーリーからスピンオフした感じの作品で、明智先輩を主人公とした日常に潜むミステリーになってます。各話どこかほっこりとした感じのエンドになっ...
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水底フェスタ(辻村 深月著)を読んだ感想

さて、「傲慢と善良」より面白かったと言いたいもう一つの辻村作品の方の感想です。さっくりあらすじを。舞台は信州の寒村。音楽フェスタを地元に呼び込むことでてこ入れに成功したそんな村の村長の息子であり進学校に通う高校生の涌谷広海が、フェスタ会場で...
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傲慢と善良(辻村 深月著)を読んだ感想

本屋さんの平台に今も置いてる新書ですね。読みました。ほんの軽くあらすじを。若い時はもてたが今はさっぱりな会社経営の40代男性と世間知らずのまま生きてきた30代の女性の二人が婚活を通して知り合い、結婚まであと半年というところで女性の方が失踪し...
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「かがみの孤城(辻村 深月著)」を読んだ感想

この春先まで劇場アニメになって公開もされていた本作の原作を読みました。著者の作品を読むのは実は初めてで、どんな感じなのかわからなかったのですが、面白かったです。 いじめを乗り越えるまでの葛藤がこの物語のメインストーリーなので重たい感じですが...