小説

いつもの日記

「居酒屋「一服亭」の四季」(東川 篤哉 著)を読んだ感想

前作「純喫茶「一服堂」の四季」とか「探偵少女アリサの事件簿」の作者さんの本。軽いミステリーかな。すごくノリが軽いですのでさくさく読めます。なかなかキャラの濃い主人公の安楽椅子さんでしたが、前作の最終章でいきなり時代が進んでしまったので、こり...
いつもの日記

やがて海へと届く

やがて海へと届く彩瀬 まる (著)ストーリーを簡単にまとめると、震災によって、行方不明になってしまった親友の事をずっと思い続けている主人公真奈。そして、あの世とこの世の境をさまよい続ける親友すみれ。物語は二人の話し手を入れ替えながらこの世の...
いつもの日記

六月の輝き

六月の輝き (集英社文庫)乾 ルカ (著)今年初めての読書レビューになります。初めて読む作者さんの本です。図書館でパラパラめくってなんとなく惹かれるものがあったので借りて読んでみました。ストーリーは二人の女の子の友情と別れの物語なのですが、...
いつもの日記

優しい死神の飼い方

優しい死神の飼い方 知念 実希人 (著)ちょっと前の話題作です。気になっていたので、読みました。アマゾンのレビューなどであらすじ紹介などはなされていますので、ストーリーの詳細説明は端折ってしまいますが、全七章で構成されていて、前半の四つか五...
いつもの日記

幻視時代

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忘れ物が届きます

忘れ物が届きます大崎 梢短編集です。読んだ限りでは表紙のイラストと内容は特に関係しないみたいですね。各話独立の短編で五話収録されています。ちょっと謎かけが入ったストーリーで、面白いのは最初の1話と最後の5話でした。最後の短編がおすすめかなー...
いつもの日記

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ

サイン会はいかが? 成風堂書店事件メモ創元推理文庫 大崎 梢 (著) シリーズもの三作目で今回は短編集になっています。今回は読みやすくいい本だったと思いました。多絵という主人公のひとりのキャラクターの輪郭がいきいきしててイメージがよく伝わっ...
いつもの日記

六の宮の姫君

六の宮の姫君著者  北村 薫四作目の「六の宮の姫君」は、それまでの三作とはまた毛色の違う作品でした。いつものごとく読みやすいので最後まで読んじゃいましたが、今作は読み手の力量を問われるというか...今までいろんな文学作品を読みこなしてきた人...
いつもの日記

秋の花

秋の花著者  北村 薫小説としても読んでも面白く読めそうなミステリーという北村薫のシリーズもの第三作。二作目の「夜の蝉」を読んだ後続けて三作目である本作を読んでみました。情景をイメージしやすい文章で読んでて惹かれます。二作目、三作目ともいい...
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空飛ぶ馬

空飛ぶ馬著者  北村 薫北村薫のシリーズもの第一作。読んでみた感想は、いろいろなところのレビューで書かれているとおり面白かったです。上品というか綺麗というか…普通の小説として主人公の日常を読んでいく中に、ミステリーがするりと滑り込んでくると...