私の家では何も起こらない

私の家では何も起こらない
著者 恩田 陸

「幽霊屋敷という噂がたえない家に関わる人々を各章の語り部としたホラー物語」一言で解説するとこんな感じでしょうか。読んだ感想を率直に言うと、期待外れ。…正直に言ってしまった(`・ω・´) 恩田陸の本が好きな人(m´・ω・`)m ゴメン…これよりは前回紹介した本の方がよほど面白いです。…なんというか、これを読んだ時漫画の「棺担ぎのクロ」をビジュアルイメージしました。ホラーなんだけど怖くないんだな。クロの世界みたいなゴシックホラーファンタジーになってて。ホラーだと期待して読んでいたのでその分空振り感が読後に残るのが歯切れの悪いところ。出だしが良くて途中までぐいぐい引っ張っていってくれるが、結末がアレー?となる点では、典型的な恩田作品かもしれません。

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