ローマ人の物語

[ローマ人の物語]
作者 塩野 七生

図書館にあったので、読みました。ハードカバー版全15冊。

半年ぐらいかけて読み上げました。読み応えがありすぎてなかなかハードでしたが、読んでてイタリア史って改めておもしろいなーと思いました。

西欧国家の歴史の根っこに必ずローマ帝国という共通の土台があるので、各国史を読む前にローマ史を読んでおくと理解が進む気がしました。この本を読むとヨーロッパと北アフリカ及び中近東との深く長いかかわりに気づかされます。一国で完結しがちな日本人の歴史感覚と全然違うんですねー。

ローマ史を一通り読みこんだら、このシリーズを読む前に読んだルネサンス著作集1~7で取り上られているヴェネツィア史やビザンツ帝国の滅亡などをとり上げた短編三作、最近でた十字軍の本など読みすすめると面白いかと思います。

ちなみに今は、「ローマ亡き後の地中海世界」上下を読破中ヽ(´ー`)ノ

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